アーチェリーってどんなスポーツ?

アーチェリーは弓と矢を使って数十メートル離れた的を狙って得点を競うスポーツです。 和弓とは違って、的中精度を上げるためにサイト(照準器)やスタビライザー(安定器)などをつけた弓を使います。 また、用いる弓の種類は、リカーブボウとコンパウンドボウがありますが、私たちはリカーブボウで競技を行っています。

アーチェリーにはたくさんの競技形式があり、日本ではアウトドアターゲット、インドアターゲット、フィールドが盛んです。

アウトドアターゲットは屋外で90、70、50、30Mの各距離から的を狙って合計得点を競います。女子の場合は、70、60、50、30Mです。おもに学生の試合では、50Mと30Mのみの合計得点を競う形式もあります。

インドアターゲットは冬に室内で行う競技で、18M離れた的をうちます。

フィールドは山や森の中にある的をねらう形式です。

東大洋弓部ではアウトドアターゲットをメインに活動していますが、インドアやフィールドの試合にもどんどん参加することができます。

アーチェリーは得点を競う競技なので、実力がスコアにそのまま反映されます。 上達した結果が確実にスコアにでるのが面白いところです。

しかし、高得点を出すには、コンディション、天候、精神など考慮しなければいけないファクターはたくさんあります。 特に、メンタル面で自分をコントロールすることが重要で、競技の中でかなり大きな部分を占めています。

一方で、メンタル面が重視されるアーチェリーでは特別な体力は必要なく、自分に合った道具を使うので、 老若男女を問わず誰でも楽しめるスポーツです。

また、アーチェリーは大学から始める人が多く、半年ほどで経験者と並ぶほどの実力をつけることもできます。 実際、大学から始めてインカレや全日本選手権に出場した選手も多数います。